設立趣旨
  中国文化大学では、学内の学際的研究人材の統合のため、東アジアにおける人文学と社会科学との両者の領域での研究、及び国際学術交流と協力の促進を目指して、2019年10月に大学レベルの研究組織として「東アジア人文社会科学研究院(The Institute of East Asian Humanities and Social Sciences (IEAHS)」を発足した。当研究院の長期的な目標は伝統的な人文学の分野別モデル、及び単一国家の歴史研究の限界を鑑み、共同研究モデルを目指し、他大学との連携、多数の国家との連携、学際的な新しい思惟を以て、多元的な文化交流と研究の広範な視野の下で打ち立て、これからの「人文学と社会科学との対話」・「学際的人材の統合」・「新世代研究人材の育成」の希望を達成したい。
当研究院の任務
  • 学内統合を推進し、学際的な東アジアにおける人文学と社会科学研究のチームを設立する。
  • 他校、及び他国プラットフォームとの連携を打ち立て、東アジア地域の共同研究を推進する。
  • 東アジアにおける人文学と社会科学の研究での各領域人材の実質的な交流と世代継承を実行する。
  • 東アジア研究関係学術書出版を推進し、及び『東アジア研究叢書』を定期的に出版し、研究能力を向上させる。
  • 「東アジア人文社会科学研究修士学位プログラム」を設立し、それによって新世代の東アジア研究人材を育成する。
組織架構
学術交流
  当研究院成立の当初、積極的に各国の重要な東アジア学術研究機構との締結署名MOUを進め、教師・研究員と学生の相互交流の基礎のもとで、東アジア研究の豊富な資源を積み上げる。当研究院は2018年12月4日に韓国釜慶大学人文社会科学研究所と調印した。2019年10月3日に11ヶ所の研究機構(4ヶ所の大陸研究組織、3ヶ所の日本研究組織、3ヶ所の韓国研究組織、1ヶ所のベトナム研究組織)と調印し、将来の各領域研究の多元的学術交流を促進していきたい。
  • 大陸:吉林大学東北アジア研究院
  • 大陸:南開大学日本研究
  • 大陸:東北師範大学東アジア研究院
  • 大陸:浙江工商大学東方言語文化学院
  • 日本:二松学舎大学東アジア学術総合研究所
  • 日本:長崎大学多文化社会学研究科
  • 日本:早稲田大学社会科学総合学術院
  • 韓国:建国大学KU中国研究院
  • 韓国:高麗大学Global日本研究院
  • 韓国:韓国海洋大学国際海洋問題研究所
  • ベトナム:ベトナム社会科学院漢喃研究院